休職中にエージェントを使って転職

休職中に転職活動を行う

何かしらの事情があって精神を病んでしまい休職をしている時は将来のことを色々と考えてしまうものです。そしてそのような時には思い切って転職活動をするのも良いでしょう。そもそも現在の職場で何かしらの問題があったから精神を病んでしまったわけなので、その職場への復帰を目指し仮に実現できたとしても同じことを繰り返してしまうかもしれません。そうなってしまっては今以上に大きな傷を負ってしまうかもしれないのです。また病んでしまった精神を癒すためには環境を変えることが重要であり、転職は環境を変える上でとても有効な選択肢です。

休職中に転職活動を行うメリット

実は休職中は転職活動を行うのにとても都合が良いタイミングでもあります。例えばまだ会社でバリバリ仕事をしている時期の場合、転職をしたいと思ってもそのための準備や面接などを行う時間は簡単にとれません。また完全に会社を辞めてしまった後の転職活動はどうしても余裕を失ってしまいやすく、そうした焦りは相手にも伝わってしまうので良い結果を得づらくなってしまうのです。また一度会社を辞めてしまうと転職が成功するまで履歴書の空白期間が伸びてしまうのでますます転職がしづらくなるという悪循環にもはまってしまいます。
しかし休職期間の場合は時間に余裕があるので転職活動のための準備期間もしっかりと取ることができますし、急な面接などにも対応がしやすいのです。また休職期間中はまだ退職しているわけではないので、空白期間のない履歴書を提出することが可能です。

転職エージェントの活用が大事

休職期間中の転職活動のポイントなのですが、転職エージェントをうまく活用すると良いでしょう。転職エージェントとは、求職者に代わって求人情報の収集や面接の日程調整、企業との条件交渉などを代行してくれるサービスであり転職活動の心強い味方になります。

休職中というのは伝えない

なお休職中に転職活動を行う場合の注意点なのですが、転職エージェントや志望する企業に対して現在休職中であることを伝える必要はありません。そもそも本来であれば企業は転職希望者の実力を正しく評価するべきであり、休職の履歴やうつ病などを理由に採用の判定を行ってはいけないのですが、現実問題としてそのようなことにマイナスの印象を持ってしまう採用担当者は大勢います。そのためわざわざ自分が不利になることを相手に伝える必要はありません。相手にそのことがバレてしまったら問題になるのではないかと不安になる方もいるかもしれませんが、そのようなことはないのでご安心ください。