復帰の際に人事が見るポイント

休職→社会復帰のコツ教えます

社会復帰を目指す方へ当サイトではうつ病などによる休職によって悩んでいる方を対象に、どのように仕事に復帰していくのかという情報やアドバイスを提供しています。

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人事がチェックするポイントとは

仕事そのもののストレスや職場環境が原因のストレスによって精神を病みうつ病などに罹患してしまった方の復職についてより具体的に考えてみましょう。まずは本人の心身状態の回復が最優先になりますが、その後は回復したことを人事に対して証明し、復職のための許可をもらわなければなりません。しかし人事側の立場としては一度精神を病んでしまった人は本当に回復しているのか不安ですし、もし回復していたとしてもまた同じような事態に陥ってしまわないかも不安になります。そのため人事は本当にこの人は回復しているのかを注意深くチェックしようとするのです。自分の回復をアピールするためにも人事が重視するポイントを理解しておきましょう。

就業に対して意欲的か

まず最も人事が重視するポイントは相手に就業意欲があるかどうかです。精神の状態が回復しているとしても就業に対する意欲を失ってしまっていてはどうしようもありません。休んでいる間の後半は仕事に関する簡単な準備を行うことで、就業への意欲を印象付けるようにすると良いでしょう。

生活のリズムはできているか

また人事は健全な生活習慣を維持できているかどうかをとても注意深くチェックします。一度精神を病んでうつ病などにかかってしまうと数ヶ月単位で休職してしまうため、その間に昼夜逆転して生活リズムが狂ってしまう方も多いのです。しかし生活リズムが狂った状態では心身ともに回復はありえません。きちんとした生活を送れていることを証明するために生活の記録票や日記などをつけておくのも良いでしょう。特に安定した睡眠を取れているかどうかはとても重要なポイントなので、就寝時間や起床時間の記録はとっておいた方が良いです。

通勤はできるか

またこれはうつ病やパニック障害などにかかってしまった人の特徴なのですが、人ごみにいると極端に体調や気分を崩してしまいそのために通勤ができません。逆に言えば電車などで通勤できるということはある程度回復できていることの証明になります。そこで人事に対して回復をアピールするために、通常のルートで会社に出向いて人事に面談を申し込むなどすると良いでしょう。特に始業時刻に合わせて行くと説得力があって効果的です。

問題は解決されているか

またそもそも職場で精神を病んでしまった原因は解決できているのかも人事は重視します。現状は回復していたとしても、根本的な原因が取り除かれていない場合また精神を病んでしまう可能性があるからです。1つの方法として復職のタイミングでの配置転換などを願い出てみるのも有効です。