休職して休養するのも大事

休職→社会復帰のコツ教えます

社会復帰を目指す方へ当サイトではうつ病などによる休職によって悩んでいる方を対象に、どのように仕事に復帰していくのかという情報やアドバイスを提供しています。

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うつ病の恐怖

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現代の日本人の国民病といえばガンや認知症、または生活習慣病などになるでしょう。しかしそのような身体疾患以外に精神疾患の1つであるうつ病も国民病と言っても良いかもしれません。今うつ病にかかってしまう人はとても大勢いるのです。
うつ病というと気持ちが凹んでしまったり性格が暗くなってしまったりする病気だと思っている人も大勢います。しかしうつ病はそのような簡単な病気ではありません。ただ気分が暗くなってしまうというのなら誰にでもある気分の不調でしかありませんが、うつ病の場合はそのレベルを超えて本人がどれだけ努力しても体が動かせ無くなってしまうのです。頑張りたいし努力したいのに動くこともできない、起き上がれないというのはとても悲しく恐怖すら感じる症状です。
またうつ病の恐ろしいところはその反動として躁状態がやってくることも多いということです。躁状態とは簡単に言ってしまうと精神がうつとは逆方向に変調し、ハイテンションになってしまうことなのですが、一般的な元気な状態と同じではありません。極端に行動的になってしまい、常識では考えられないような異常行動をとってしまうのです。例えば他人に対する暴力行為や自傷行為などです。うつ病の方の自殺もうつ状態から躁状態に切り替わるタイミングが一番多いと言われています。

ストレスの多い現代社会

どうして現代社会にはこうもうつ病にかかってしまう人が多いのでしょうか。やはり日本がストレスの溜まりやすい社会となってしまったことの影響が大きいのでしょう。1990年代のバブル崩壊以降、景気が回復する気配はなく平均給与など個人の豊かさを表す指標は下がり続けています。また日本の借金も多く年金など将来の不安もあります。それでいて日本人の労働時間は他の先進国に比べて長く、心身ともに疲労を溜め込んでしまう人が増えています。

無理に復帰しない

もしあなたがすでにうつ病となってしまったのであれば決して無理をしてはいけません。うつ病の治療で良くないのは無理に社会復帰しようとして自分に過負荷をかけてしまうことなのです。そもそもうつ病とは自分に負担がかかりすぎてしまった結果、精神が参ってしまったために起こる病気です。まずは参ってしまった精神を癒せるよう、しっかりとした休養を取ると良いでしょう。起き上がる気力が出ないのであれば寝込んでしまって構いません。また、少し元気になったからといって安易にうつ病が治ったと判断することも望ましくありません。一時的に病状がおさまっただけということも多いので、医師の判断をあおぎましょう。