社会復帰を目指す方へ当サイトではうつ病などによる休職によって悩んでいる方を対象に、どのように仕事に復帰していくのかという情報やアドバイスを提供しています。
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特に真面目な方がうつ病に罹患した場合に多い傾向なのですが、うつ病に罹患してしまったことを情けないことだと思い自分を責めてしまう場合があります。そして無理にでも早く社会復帰しようとするのですが、このようなことは決して行ってはいけません。そもそもうつ病からの回復には数カ月から数年かかるのが普通であり、それだけ自分を追い込んでしまったということを受け入れて、まずは自分をいたわるべきなのです。
そもそもどうして早くうつ病を治し社会復帰する必要があるのでしょうか。このような問いかけを行うとお金のためという理由や、社会人として働くのが当たり前のことだからという答えが返ってくることがあります。しかしお金に関して言えばいざとなったら家族や公的扶助を頼るという手もあります。また社会人として働くことが大事という価値観もわかりますが、それで自分を壊してしまっては元も子もありません。長い人生の中で自分を癒す時間を設けることは大切なことなのです。うつ病の治療には時間がかかることを受けいれた上で、少しずつ自分の状態を整えていきましょう。
焦って無理に社会復帰をしようとする必要はありませんが、うつ病の症状を改善させ精神の安定を取り戻すための努力は行った方が良いでしょう。一番大切なポイントは生活リズムの乱れが精神の不調を起こしやすく、その逆に生活リズムを整えることで精神の状態も良くなりやすいということです。仕事が理由でうつ病にかかってしまう方は多くの場合、長時間労働が常態化してしまっていたり、夜勤が多くなっていたりと生活が不規則になってしまっています。そうした生活を続けたことがうつ病を誘発してしまっているので、まずは生活リズムを整えることが大切になるのです。
具体的な生活リズムの整え方を5つのステップに分けて見ていきましょう。まず1つ目のステップは積極的に何か行動を起こしたいという思いが湧き上がってくるのを休みながら待つことです。これは気力の充実をはかる大切な時間といえるでしょう。
2つ目のステップは睡眠習慣を整えることになります。当たり前のことですが夜に寝て朝に起きる生活を心がけましょう。
そしてその次には集中力を取り戻すために、午前中だけでも本を読んだり文章を書いたりするようにします。
また4つ目のステップとして体力をつけることを意識しましょう。3つ目のステップと合わせて図書館に歩いて通う習慣を身につけると良いでしょう。またその際は「カーリル」という図書館の貸出状況を検索できるサービスでお目当の本を事前に見つけるとスムーズで楽です。
「歩数計 – 人気の歩数アプリでウォーキング。1万歩を歩く」で、どの程度歩いたのかを記録するのも楽しいでしょう。
5つ目のステップとして、上記のような習慣を数カ月続けられれば心身ともに復調し、社会復帰のための準備ができたといえます。